2021.3.30

Ｅ92　Ｍ３　DCT　オイル漏れ修理

こんばんは
桜もだいぶ咲いてきて、いつもでしたらお花見となりますが
今年も、ガマンの年になりそうです。
また昨日からは初夏のような暑さになっていますね・・・・
ただ黄砂も酷く俟っていて、晴れているのにどこか
暗く感じます　昔は四季がはっきりしてたのに
近年なんか異常気象が続きますね・・・・・

さて今日はE92M3のDCTオイル漏れ修理です。
車検で入庫して、DCTオイルの交換もご用命いただいていたのですが
確認してみると、アンダーカバーにオイルが付着しています。

通常でしたら、オイルパンの漏れかなと思われましたが
ＤＣＴ車はミッション右側にカバーがあり、その中に
ミッションを制御するバルブボディが入っています。

そのカバーのパッキンが劣化して、オイル漏れを起こしていました。
リペアマニュアルを確認すると、トランスミッションを脱着して
作業と、記載がありましたが工賃を少しでも抑えるため車載で
カバーを外していきます。

上側のボルトを外すのがスペースがなく苦労しましたが
何とか、外すことができました。

カバーのパッキンの交換を行い、また元通りに組み上げていきます。
あとはオイルの補充を行い作業は完了です。

オイルの補充、量の確認はISTAを用いて行います。

交換後、ロードテストを行いオーナー様に納車となりました。
BMWのＤＣＴ車が同じ構造をしていますので、経過年数が経つにつれて
パッキンの劣化、漏れが発生してしまうものと思われます。
ＤＣＴオイル交換を一緒に確認して、早めの処置をお勧めします。