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2017.8.11

E46 マスターバック交換

こんばんは

今日はE46のマスターバック交換です。
RIMG0025

昨日 ブレーキを踏もうとしてもペダルが固くて踏みきれない
Dレンジでブレーキ踏んでいてもクリープで進んでしまうとのことで
入庫してきました。

実際にブレーキはかなりの踏力がないと踏むことが出来ませんでした。
マスターバックの不具合が起きているようです。

マスターバックはエンジンからのバキュームエアで動作しているため
まずバキュームエアの確認を行いましたがポンプ、配管とも問題ありません
でした。 

となるとマスターバックの不具合が考えられます。
マスターバックの動作確認したとこと内部内部破損による
不具合となりました。

マスターバックの交換に入ります。
RIMG0026
室内からはブレーキレバー周辺を外して外側は
ブレーキは移管、ABSユニット、マスターシリンダーを
脱着してようやくマスターバックにたどり着きます。

RIMG0028
外れたマスターバックです。 バキュームポンプからのオイルが回って
そのオイルにより内部のゴムパーツが劣化破損してしまったと考えられます。
バキュームポンプは前に交換済みの為、それ以前のオイルが劣化を進行させてと
思われます。 

新しいマスターバックを取付て元通りに組み付けて作業完了!!
ブレーキのエア抜きを行い漏れの確認、動作の確認をして納車と
なりました。

E46の後期の4気筒エンジンはバルブトロニック機構を使っているため
エンジンから負圧がつくられず、バキュームポンプにより負圧(バキュームエア)
を作っています。 経過年数とともにバキュームポンプが劣化してオイルが
バキュームエアとともにマスターバックに廻ってマスターバックを劣化させて
今回のようになってしまいます。 だいぶ車齡も経っている車ばかりなので
他箇所含めすべての予防整備を行うのは大変ですが、不具合が重大事に
つながりかねないので、早めの対策も必要かもしれませんね!!

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